過去にMarkAudioAlpair10v2MAOP 13cmフルレンジを半年使った事が有る、
このスピーカーはそれと同じMAOP加工による振動板を使ってある、振動板の裏側も同じ真っ白なのだ、実際に見ると塗装とはまるで違う質感、振動板の大きさは
Alpair10が11.5㎝、MAOP11が13cm、公称15cmはどこを示すのであろう。
この半年使い続けた、MarkAudio Pluvia Elevenは振動板がアルミ+ジェラルミン、かなりお気に入りだ、MarkAudio Alpair10v3と比較して表現力に激しさが加わる。
さてMAOP11VSMarkAudio Pluvia Eleven
低域 MAOP11≧MarkAudio Pluvia Eleven
高域 MAOP11<MarkAudio PluviaEleven
中域 MAOP11>MarkAudio PluviaEleven
躍動 MAOP11<MarkAudio PluviaEleven
鮮度 MAOP11≧MarkAudio Pluvia Eleven
繊細 MAOP11≧MarkAudio Pluvia Eleven
空気 MAOP11≧MarkAudio Pluvia Eleven
奥行 MAOP11<MarkAudio PluviaEleven
広さ MAOP11>MarkAudio Pluvia Eleven
ピアノ MAOP11<MarkAudio PluviaEleven
弦 MAOP11>MarkAudio PluviaEleven
MAOP11はエージングもそこそこなのでMarkAudioPluvia Elevenが優位でありす。
しかし昔と違って最近のユニットはエッジ、ダンパー、振動板など箱から出したその日から100%近いパホーマンスを発揮してくれるユニットが多いのも確かです。
金額を考えるとMarkAudio Pluvia Elevenの圧勝でしょうか、しかしMAOP11には捨てがたい他には表現できない静けさ、大人びた表現(渋さ)、ノイズや歪の少なさ
等心がほぐれる様な豊かさが有ります。
MarkAudioを聞いた事の無い方は14センチ程度のシングルコーン1発で????
と思われるでしょう、昔16㎝フルレンジが全盛のころ、低音を補うためにかなり大きな箱に入れ、最終的にツイターを追加するなどやっぱりFレンジの不足感は認めるざるを得ませんでした、しかしMarkAudioは高域の不足感は全くありません(自己満足)、低域はダブルバスレフによって補われていますが、こちらも不足は有りません、切れ味は密閉エンクロージャーの様な訳には行きませんが、自己的には不満は有りません。
バランス、繋がり、情報量、音場、音色の均一化全てにおいて2ウェイの上を行く存在です。
同じダブルバスレフのエンクロージャーをもう一セット注文しました、ユニットを付け替え出来ますが、瞬時に聞き比べが出来る事、ユニットの交換はユニット本体に危険を伴う事、一番はこの仕上が有で2万円(2本)しないのですからお買い得です。
赤松集成材ですが、20mm厚で重厚感があり、無垢材無塗装の質感がたまりません。
追申、EL34シングル+差動プリアンプにC D _ S P 7 8に頂いた、オイルコンデンサーを装着いました、大変貴重なハーメチックオイルコンデンサー、現在70時間程度、
瑞々しく、滑らか、空気感も素晴らしく、フルレンジスピーカーに最適です、元には戻れません、ありがとうございました。